６月といえば雨の季節。降り続く雨に心も沈みがちだが、全ての生き物がこれから厳しい夏を乗り越える、恵の雨なのである。園内の植物たちも、葉にいっぱいの水滴をまとって生き々と輝いている。園内中央の石畳の参道も、しっとりと雨に映えて美しい。
モニュメント前では、梅雨を代表する花の紫陽花が、きれいに咲いている。月日の過ぎるのは早いもので、もうすぐ「日長きこと至（きわまる）」を意味する夏至である。