過ぎ行く夏

青く澄み渡った空に白い雲。

この夏は、京都天が瀬メモリアル公園も、足が遠のきがちになりそうな暑さでしたが、
このお盆には例年にない多くの人が墓参に来園されました。

そして、ご先祖様にお花など思い々のお土産をお供えして、
「おかえりなさい」と語りかけておられました。
異界に思いをはせるような会話をかわす、そんな時間があってもいい。
お盆は、一年のうちで唯一、ご先祖様に出会える時なのです。墓前で静かに手を合わせると、不思議とどこか幸せな気持ちになり、心穏やかな気持ちになる。
先祖を思い、自分を見つめる場所、それがお墓なのかもしれません。

時の経つのは早いもので、もう「処暑」。
公園の夏も足早に過ぎ、気が付くと虫たちの主役は、いつのまにか「セミ」から、秋の虫に変わっていました。

そんな、公園内も今はひっそりとして、晩夏の風に乗って「赤とんぼ」が飛び交っています。