古来より日本人は、桜を日本の春を象徴する花として愛し、広く親しまれてきました。開花の時期になると、春をいただくように、各地でお花見が繰り広げられます。
当園でも、枝垂桜・ソメイヨシノ・山桜が見事な美しさを見せて、多くの方がお参りを兼ねて、お花見に来園されました。4月8日のお釈迦様生誕の花まつり供養会に、例年は満開の桜も、今年は異常な春の陽気で早咲きとなり、今は散ったあとの枝が、春の風に吹かれてやさしくゆれている。
厳しい冬の風雪に耐えて、春になって蕾をつけ、満開の花が咲き、そして散る姿は寂しく、惜別の想いさえする。それは、散っていく姿に人の一生を重ねるからかもしれない。そして、「来年も変わらず咲いてくれ」と思わず言葉がでてしまう。
短い桜の季節が過ぎれば、やがて園内一面、芝生の「緑のジュータン」に覆われ、当園にも緑が美しい初夏がおとづれる。